【経営工学キーワード】技術士二次試験(経営工学部門)のキーワード抽出|まずは、ひたすら抜き出す

経営工学
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はじめに

どのキーワード学習でも共通ですが、まずはとにかく抜き出していきます。
いわゆる、抽出です。

過去問の問題文より、キーワード、あるいはそれらしいものをメモしていきます。
その際、以下の事を意識するといいでしょう。

  • 取りあえず、意味が分からなくてもOK
  • 専門用語でなくてもOK
  • 必ずしも単語でなくてもOK

こんな感じで、令和元年度~令和4年度試験まで二次試験の過去問からキーワードをピックアップしました。

とにかく抜き出す|経営工学部門の過去問より

以下、年度別、科目別にただ列挙してます。
ざっと見てみましょう。

<令和4年度二次試験より>

〇必須科目Ⅰ

  • 少子高齢化・人手不足
  • 若者のものづくり離れ
  • 技術者の高齢化・技能伝承
  • 多様な人材(女性・高齢者・外国人など)
  • 製造現場の工程改善プロジェクト
  • 所有離れ(売り切り型ビジネス→サブスクリプション型ビジネス)
  • バリューチェーン

〇選択科目Ⅱー1(生産・物流マネジメント)

  • サプライチェーンにおけるデカップリングポイント
  • PERT・クリティカルパス
  • 管理図
  • 新聞売り子モデル

〇選択科目Ⅱー2(生産・物流マネジメント)

  • パンデミックや災害などのリスク
  • サプライチェーンマネジメント
  • バッチ生産・連続生産
  • 保管スペースと動線
  • 製造リードタイム
  • ムリ・ムダ・ムラ

〇選択科目Ⅲー1(生産・物流マネジメント)

  • 工場のスマート化
  • IoT
  • 多品種少量
  • 混流生産

〇選択科目Ⅲー2(生産・物流マネジメント)

  • インターネット通販
  • 配送サービス
  • 翌日配送・当日配送

〇選択科目Ⅱー1(サービスマネジメント)

  • サービスプロフィットチェーン
  • 統計データの4つの尺度(名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比較尺度)
  • 要求の構造化(要求・要求定義)
  • EVM(Eearned Value Management1)

〇選択科目Ⅱー2-1(サービスマネジメント)

  • D2C(Direct-to-consumer)
  • 村おこし・地方再生
  • 通販プラットフォーム

〇選択科目Ⅱー2ー2(サービスマネジメント)

  • データドリブンマーケティング
  • デマンドドリブンマーケティング

〇選択科目Ⅲー1(サービスマネジメント)

  • 少子高齢化・生産年齢人口減少
  • ダイバーシティ経営
  • インクルージョン
  • ジェンダー平等
  • SDGs・ESG

〇選択科目Ⅲー2(サービスマネジメント)

  • 障害者雇用率・女性管理職比率
  • 海外建設プラントのプロポーザル業務
  • 一括定額請負

<令和3年度二次試験より>

〇必須科目Ⅰ

  • デジタル技術
  • SNS
  • 消費者ニーズの多様化
  • ライフサイクルの短期化
  • EC:電子商取引
  • リードタイム短縮
  • 製品開発プロセスの短期化
  • エンジニアリングチェーン
  • 消費期限、賞味期限 
  • 顧客満足 
  • 従業員の働き方改革
  • フードロス

〇選択科目Ⅱー1(生産・物流マネジメント)

  • 在庫回転率
  • 混流生産
  • パレート図
  •  

  • ジョブショップ・スケジューリング問題

〇選択科目Ⅱー2(生産・物流マネジメント)

  • 販売チャネル(実店舗販売とオンライン販売)のオムニチャネル化
  • 量産製品と個別受注製品
  • 生産計画の遅れ
  • 派遣労働者
  • 設計変更

〇選択科目Ⅲ(生産・物流マネジメント)

  • ドローンによる宅配
  • ラストワンマイル
  •  

  • スクラップ・アンド・ビルド計画(敷地内での解体と建設を繰り返す更新)

〇選択科目Ⅱー1(サービスマネジメント)

  • 販売戦略や需要予測のデータ分析手法(仕入売上データ・購入履歴データより)
  • インクルーシブデザイン
  • TOC(Theory of constraints:制約理論)
  • プロジェクトの請負契約の条項(約定損害賠償・予定損害賠償)

〇選択科目Ⅱー2(サービスマネジメント)

  • 商品管理業務(紙ベースからFRIDへ)
  • プライムコントラクターとして、グローバル体制でのプロジェクト遂行

〇選択科目Ⅲ(サービスマネジメント)

  • 建設現場での出稼ぎ労働者の勤労意欲が高くない中でのとQCD管理
  • ICT・DX・サービス化の進展の中での部門間連携強化(製品ライフサイクル全般のマネジメント+高いCSが目的)

<令和2年度試二次験より>

〇必須科目Ⅰ

  • サプライチェーン
  • ロジスティクス戦略
  • デマンド・ドリブン
  • SDGs(9番目「産業と技術革新の基盤をつくろう」)

〇選択科目Ⅱ-1(生産・物流マネジメント)

  • 在庫管理における定量発注方式と定期(時)発注方式 
  • モーダルシフト
  • 数理計画法
  • 新QC7つ道具

〇選択科目Ⅱ-2(生産・物流マネジメント)

  • 機能別配置(ジョブショップ)
  • スケジューリングへの数理技術の採用
  • 工場内での設備のレイアウト

〇選択科目Ⅲ(生産・物流マネジメント)

  • SPA(Speciality sotore of Private label Apparel):デザイン、生産、販売を一貫して行う
  •  ※アパレル業界ではデザイン、生産、販売は分業化するのが一般的

  • 個別受注生産
  • 生産リードタイム(受注から納品までの期間)
  • 企業のケイパビリティ

〇選択科目Ⅱ-1(サービスマネジメント)

  • 活動基準原価計算(Activity Based Costing)
  • サービス・マーケティング=(4P(プロダクトマーケティングのマーケティングミックス)+3P)
  • SECIモデル(ナレッジマネジメントに関するフレームワーク)
  • プロジェクトライフサイクルにおける、予測型(ウォーターフォール型)と適応型(アジャイル型)

〇選択科目Ⅱ-2(サービスマネジメント)

  • 店舗運営における「代金決済のセルフサービス」(人手不足や電子決済の発展の背景において)
  • 下請けと共同での「在宅勤務」によるシステム開発プロジェクト遂行

〇選択科目Ⅲ(サービスマネジメント)

  • QMS(品質マネジメントシステム)の再構築(不適合品→使用失墜→顧客・社会の安全安心への影響)
  • BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の整備(緊急事態(大規模災害、大火災、テロ等への備え)

<令和元年度二次試験より>

〇必須科目Ⅰ

  • JIT(Just In Time)方式とMRP(Material Raquirement Planning)方式の対比と融合
  • スマート工場(情報化・自動化・知能化)
  • 再生可能エネルギー

〇選択科目Ⅱ-1(生産・物流マネジメント)

  • 検査方法(全数検査・抜き取り検査):特徴・留意点
  • 在庫管理における在庫回転率・サービス率:算出手順・留意点
  • 工場内でのモノの流れとしての製品工程分析・多品種工程分析・フロムツウチャート:特徴・留意点
  • サプライチェーンにおけるブルウィップ効果:問題点・回避方法

〇選択科目Ⅱ-2(生産・物流マネジメント)

  • 物流(配送計画)における数理計画とルート決定
  • 品質機能展開

〇選択科目Ⅲ(サービスマネジメント)

  • セル生産方式
  • 通販商品の庫内物流業務
  • 物流業務のアウトソーシング

〇選択科目Ⅱ-1(サービスマネジメント)

  • ハーズバーグの二要因理論(動機付け・衛生理論)
  • PDCAサイクルの適用と補完するフレームワーク
  • サービスの品質の評価方法と顧客満足との関連性
  • 設備投資計画におけるNPV(正味現在価値)とリアル・オプションのアプローチの違い

〇選択科目Ⅱ-2(サービスマネジメント)

  • ジョイントベンチャー方式(受注・プロジェクトリーダー)
  • 働き方改革(企画・管理部門の責任者)

〇選択科目Ⅲ(サービスマネジメント)

  • RPA(Robotic Process Automation)導入によるオフィスワークの自動化
  • 設備保全管理システムの導入(ビックデータ、IoT、AI、ロボティクスなどのデジタル技術の活発化を背景に)

まとめ

上記のキーワードをざっと眺めてみていかがだったでしょうか。
知っているキーワードや、さらにそこから派生して関連ワードが思いつくものもあれば、知らない、あるいは知っているけど関連ワードはまでは思いつかないなど、さまざまな理解度のものがあるでしょう。

知っているものについては、類似性や関連性をもとにグルーピングし、知らないものは意味だけでも調べて、例えば「品質管理系だな」など分類できるようになるといいでしょう。
特徴や応用例などといった詳細情報をまとめるのは、二の次でOKです。
詳細情報のまとめ方は、こちらの記事で紹介しています。

【経営工学キーワード】攻略ガイド|技術士二次試験対策にも超有効!
経営工学とは、「様々なリソースのを総合したシステムの設計・改善・確立に関する活動」と定義されており、製造業や物流のマネジメントのみならず、サービス業やその他さまざまな場面で適用できる汎用的な知識体系や方法論になります。まさにこれから経営工学を専門としたい人はもちろん、その他の分野が専門の方でも、一度経営工学を学んでおくと多角的な視点が養われ、問題解決能力をグッと引き上げてくれますよ。

キーワード学習の参考記事として当記事をまとめました。
効率的に学習を進めていきましょうね!

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